1.日本最古の神社建築様式の美しさ
佐太神社を訪れると、その姿に目が奪われます。
日本最古の神社建築様式のひとつといわれる「大社造り(たいしゃづくり)」で、さらに三殿が並立している、大変珍しいお姿です。(国指定重要文化財)
小柄な建物ですが、木々を背にどっしりと鎮座している姿には、静かな力強さを感じます。
左から「南殿」、「正中殿」、「北殿」
2.佐太大神、天照大神などの神々
佐太神社には、古事記や日本書紀に記されている神々が祀られています。
正中殿には、佐太大神や伊弉諾尊(いざなぎのみこと)など。
南殿には素盞嗚尊(すさのおのみこと)、北殿には天照大神など。
三殿それぞれに掛かっている御幕の美しさも、お参りの際にはぜひ見ていただきたいと思います。
南殿の神紋「二重亀甲」
正中殿の神紋「扇地紙」
北電の神紋「輪違」
3.旧暦10月の「神在祭」
旧暦の10月、全国の神々が出雲地方へ集まります。八百万もの神々をお迎えして執り行われる、出雲大社の「神在祭」は有名です。
出雲大社の他にも、神在祭は数か所の神社で執り行われており、佐太神社もその中の1社だそうです。
残念ながら、私はこの時期に出雲の地を訪ねたことがありません。いつの日か是非、この時期の出雲の雰囲気を肌で感じてみたいなぁと思っています。
4.佐太神社のご案内(アクセスなど)
所在地
〒690-0331 島根県松江市鹿島町佐陀宮内73
受付時間
社務所受付:8時30分~17時
アクセス
<車>松江駅から約25分(鹿島町方面)
<バス>松江駅から一畑バス約30分(恵雲方面)
詳しくは 佐太神社公式サイト にてご確認ください。